あざらし

その男の本198ページのあざらしのレビュー・感想・評価

その男の本198ページ(2008年製作の映画)
2.5
「誰かのために泣いたことはありますか?」

ウンスは図書館で本を破る人間を追っていました。ある日、警官に捕まえてもらいます。その男はコピーを知らなくて本を破って持って帰っていたといいます。破っていたのは全て198ページでした。

韓国女性らしく気の強い女性が主人公です。
始めは喧嘩ばかりだけれど、その内に惹かれあって…という韓流によくあるパターンの恋愛ストーリーです。

男ジュノが不思議ちゃん過ぎです。
コピーを知らないし、図書館での借りた本の履歴とかも知らないし…現代人に思えない天然さです。さて、それは…?
それでもジュノのやることに付き合う辺り…もう恋の始まりですよね。

旅するシーンで韓国の田舎風景がのんびりとしていて癒されます。
ジュノが日本料理屋で働いているので日本の印象を良く描いてるのが良かったです。

「あなたに伝えたいことがある…198ページに。」
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