椎名

華麗なるギャツビーの椎名のレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.5
だいぶ前に村上春樹訳で原作を読んだ時に感じた空しさと華やかさのギャップの印象はそのまま。映画を見て改めて気になったのがトムの表情だった。あれ、この人って思っていた以上にキャラクターとして人間なんだなと思った。表情や立ち振る舞いが、どこか下品さは隠せないのだけれど、傷ついたり、動揺したりしてるシーンでこの人の地肉っぽさを感じた。あとはホテルでの取り乱した後のシーンで、トムって地で品位ある環境で育ってきたんだろうなと思わされた。プライドというか、、?
ニックの傍観者っぷりがいいな
また再読したい
椎名

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