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華麗なるギャツビーのHALのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.0
毎夜、豪華なパーティーを開いているギャツビーという男は何者なのか。そして彼は何の為に毎夜豪華なパーティーを開いているのか。物語が進んでいくにつれその謎は紐解かれていく。音と原色の洪水、それは毒々しいと感じるぐらい豪華でパーティーのシーンは思わず映画の世界に引き込まれた。愛する人を取り戻す為だけに嘘で塗り固めた自分を作り上げていくギャツビー。彼の狂気じみた愛は見てて痛々しかった。人によっては「献身的」と捉えるのかもしれないけど、いき過ぎた「誰かの為」は結局、「自分のエゴの為」だと私は思っているからか、イマイチ気持ちが入り込めなかった。でも映像の美しさを考えると映画館で見て良かったかなと思う。
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