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舟を編むのJのレビュー・感想・評価

舟を編む(2013年製作の映画)
3.4
日々変化を遂げる日本語を解説する「今を生きる辞書」を目指す『大渡海』。そんな辞書が本当にあったらなぁと思わせられ、「ことば」というもの自体に興味が湧いた。辞書作りは大変だろうけど、まさか15年もかけていたとは・・。今のデジタル技術を駆使したら、もっと効率よくできるだろうけど、ことばのアップデート頻度はかなり早くて、更新頻度は追いつかないだろうなぁ。

1995年の神保町が舞台と思われる出版社と早雲荘という古きアパートのシーンが多く、映像としてはかなり地味だが、ところどころ海?と思われる架空の世界が登場し、程よい演出になっている。映画としての評価は難しいところだが、とりあえず宮崎あおいが程よくかわいく、素敵な奥さんとして描かれていたので良しとしようw 今度、機会があれば、原作も読んでみたい。
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