りょーこ

プリズナー・オブ・パワー 囚われの惑星のりょーこのレビュー・感想・評価

1.8
まぁ、なんて素敵な逆三角形の身体!ってだけで借りたww

ロシアで大人気、ストルガツキー兄弟作『収容所惑星』を映画化した、SFアクション大作。

本国では2部作だったのに、何故か日本ではダイジェスト編集して1作にまとめた"インターナショナル版"での公開だったらしい。
あ~…だからか。。。
とにかく話が飛び飛びで、誰が誰で、何があったの?っていうか貴方は敵ですか?味方ですか??えっ、地球人最強?
という、2時間見ても概要が掴めない作品だったんですよ。。。

イケメン主人公の妙技にブキウギ(笑)、あとは適当に流しとけ~
それしか伝わってこない…

そんなおかしな編集をされ、せっかくの良い身体もいまいち楽しめない、勿体ない作品でした。



2157年。
宇宙を駆け回るのが当然の時代。

20歳の地球人マクシムも、宇宙船でふらふらしていた。
そこに突然隕石が…
マクシムはとある惑星に不時着する。

そこは、"匿名の父たち"とその親衛隊が、"ニュータイプ"という反政府組織から国民を守っている世界。
親衛隊のガイ伍長は、マクシムの卓越した身体能力を見て、親衛隊に推薦する。
マクシムは親衛隊として活動するも、ニュータイプ達への理不尽な暴力に耐えきれず、除隊。
その際、上官に銃殺されそうになるが、驚異的な治癒能力で生き延びた。

その後、ニュータイプ達に出会い、国の実情を知る。
"匿名の父たち"は、塔からある光線を放ち、人々を操って国を支配していたのだ。
また、その光線で痛みを感じる少数の人間を"ニュータイプ"として、真実を悟られぬよう弾圧していたらしい。

マクシムは国民に自由を取り戻そうと、ニュータイプと共に決起する…



ぼ~っと見るなら、イケメンがたまに闘う近未来映画ね♪と楽しむことは可能…
が、ダイジェストにした分、とにかく説明不足でツギハギだらけ。
ちょっと森で闘ってる間に、一体何があったんだよ?!
の連続です。。。

主人公マクシムはというと、イケメンでちょいマッチョ、笑顔が素敵な好青年☆
が、これもダイジェストのせいなのか、常にへらへら笑っているアホに見えちゃうw
ラリってんのか?って程に、ニヤニヤしてます…

省かれ過ぎて内容が不明確、せっかくの大スケールSFも台無しの、本当に勿体ない作品でした。
りょーこ

りょーこ