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夜ごとの美女の犬のレビュー・感想・評価

夜ごとの美女(1952年製作の映画)
3.0
一番最初に見る夢の導入で壁掛けの絵に自身を投影する演出が上手く、その後もスピンショット?で背景をぐるぐる回したり二階席から落下したりで安易に溶暗を使わずにシーンを転換させる手法の工夫が凝らされていて興味を途切れさせない。時代や場面が変わるごとに様々なコスチュームに切り替わるのもイケメンなジェラールフィリップだからこそ見てられる。中世やら原始時代やら終盤になるに連れて夢のシークエンスに拍車が掛かるほどネタ数が多いことに感心。
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