このレビューはネタバレを含みます
9年振りに見直した。
監督がつけたキャプションは
当たってるところもあったし
ピントがずれてるとこもあった。
ツアー中盤までは、3人は何とかして
解散を自分達の出す音楽の力で打破しようと、もがきまくっていたように見えた。
ライブのアドリブの断片はブランキーの
奇跡的な瞬間を捉えているように見えるし、カスカスの出涸らしのように感じられる瞬間もあった。
"last dance"が迫るにつれて、3人が
解散という枷から自由になって、
ラストの"baby baby"で、最初に立っていた場所に戻った後の表情が、一番の
ドキュメントだったし、あれから22年たっても気持ちの中で、揺るがない場所を
占めている最大の理由だ。