滝和也

エンド・オブ・ザ・ワールドの滝和也のレビュー・感想・評価

3.5
アルマゲドンで
Bウィルスが…
ディープインパクトで
Rデュバルが…
乗るシャトルが爆発
したら…

と言うのが
この映画の世界観(^^)

「エンド・オプ・ザ・ワールド」

地球に向かう隕石!地球滅亡まで後何日!破壊しに向かったシャトルは爆発…最後の希望は潰えた…。と流れるラジオの音から始まるSFハートウォーミングラブストーリー。

所謂世界が滅亡する時、そのときあなたはどうしますと言うコメディを交えながら、真面目な保険営業のドッジ(スティーブ・カレル)と同じアパートにいたペニー(キーラ・ナイトレイ)が偶然出会い…と言うお話。

まぁ…ほほ全て予想通りの展開なんですけどね…(笑)奇をてらった展開はありません!敢えて言い切っちゃいます。それでも、画面をずーっと見ていられたのは…全盛期のキーラ・ナイトレイがいるから。または!博多大吉さんにしか見えないスティーブ・カレルがいるから。

キーラ・ナイトレイにしてはそんなにキレイに見えない役で…普通かな(笑)ですが…コケティッシュな魅力はある。二人の恋愛に発展する辺りも理屈もなくて…まぁ吊橋効果もあるのかなぁと。あんまりキャラも書き込まれてないみたいですし…。どっちかと言われたら、キーラ・ナイトレイとカレル頼みな作品ですね。

ただ…世界が終わる日には好きな人といたくありませんかと言う事が作品のメインなわけで、恋愛に長いも短いもないしなぁと…(^^) そんな王道ですから安心して見れます。世界が破滅すると分かったら暴力、ドラッグ、セックスに耽る、つまり欲望を何も考えず満たすと言う様になる筈ですがコメディなのでその辺もマイルドですし…。

正直キーラ・ナイトレイが好きな方向けです。後全体的にボップで優しい空気なので疲れた時にはオススメかなぁ…。
滝和也

滝和也