ソニこう

プラチナデータのソニこうのレビュー・感想・評価

プラチナデータ(2013年製作の映画)
2.5
◎DNAデータで完全管理化された社会。設定や序盤の展開は面白かったが、中盤以降の尻すぼみでだれてしまった印象。

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東野圭吾の小説が原作ということもあり、期待して見ていたが、序盤がクライマックスという印象だった。

犯罪抑止のため、全国民の遺伝子情報を登録したシステムを開発した主人公。しかし、ある殺人事件の犯人を解析すると、システムが割り当てたのは自分自身だった。逃亡しながら、真犯人の究明を行う。

既視感はあったが、ここまでは引き込まれた。しかし、中盤以降はさらに既視感の連続だった。

近未来に起こりうる管理社会の影が描かれるのかと思いきや、使い古された展開が続く。予算だけはかけたものの、内容は薄い。そんな映画だった。
ソニこう

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