なんだかんだこのシリーズで一番観た作品だと思う。
2作目は論外として、1作目と比べても音楽というテーマをそつなく行っていて、引っかかりどころが少ない。（トリトン王の気分次第なのは、そもそも王政の問題点なので、本作では特に突っ込んでも仕方ない）
とにかく7人兄弟との掛け合いが楽しく、1作目ではどうしても恋する女の子として記号的に描かれていた彼女の人格の部分が良く描かれていたと思う。
また音楽のバンドメンバーも良いキャラをしていたり、相変わらずセバスチャンは苦労枠で良い。
全体的に悪い人がそこまで登場せず、小さな作品ではあるが、とても好きな作品です。
