ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイのひろぱげのレビュー・感想・評価

現代アメリカを代表するデザイナー、イームズ夫妻のドキュメンタリー。
旦那の方ばかり注目されているが、実は本当に天才で、旦那に影響を与えていたのは妻の方だったことを知る。これって、市川崑と和田夏十みたいだなと思った。市川崑の場合は妻に先立たれてそれ以降は映画がつまんなくなっていったのに対して、イームズは奥さんの方が長く生きた。

映像自体が凝ったデザインの集合体で、見ていて楽しい。

創作（クリエイション）って、その同じ分野で仕事をし続ける夫婦って、いったい何なんだろう？と考えさせられる。