mofa

パシフィック・リムのmofaのネタバレレビュー・内容・結末

パシフィック・リム(2013年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

【菊池凛子さんがイマイチだった】

 大きい画面で観るのにふさわしい、
迫力のある映像だった。
特に、未知の巨大生物「怪獣」と戦うイェーガーの内部の映像などは、
細部まで凝ってあったし、面白かった

あえて、「怪獣」に設定しなくとも、良かったんじゃないかと(笑)

 英語の発音で「かいじゅう」に笑ってしまう。
 真剣な場面であればあるほどに「かいじゅう」という言葉が発せられると、
何だか、それだけで、「コントかっ!」と突っ込みたくなる。
 
監督が、日本の怪獣やら特撮に思い入れがあるらしけど、
今までの、エイリアン襲来の映画を、あっちこっちから、
切り取ってきたような感じだった。
「未知の生物が、その星を食い尽くした後、新たな場所を求め、
地球にやってきた」とか、
「未知の生物の巣窟に、原子爆弾を投下する」みたいな・・・・。

 よくあるエイリアン映画が、
「怪獣」になっただけの話。

映像は素晴らしいしが、
その内容は、説得力に乏しく、とってつけたような印象。
 
アメリカ版戦隊モノ・・・という感じかな。

ただ、「怪獣」好き
「戦隊もの」好きには、たまらないと思うので、
女性よりは男性が、好みではないだろうか。
 そして、特撮好きという、
いわば、観る側の嗜好で評価はわかれそう。
 
 しかし、菊池凛子を、いわばヒロインに置いたのは、
私的には、イマイチだったかな・・・。
 この方は、演技が上手なのか?
どうも、浮いてる感が否めない。
 この作品に、一人、馴染んでいない。
誰もが、緻密な演技をしてるワケでもなく、
どちらかといえば、「戦隊モノ」よろしく的な、演技なんだけど、
それでも、更に、大袈裟に見えるのは、一体ナゼなんだ!!
 気合入りすぎ・・・って感じだった。

 大きな画面で、娯楽大作としては、良かったんではないかな。
事実、ウチの子供たちも、
ワーキャー言いながら、最後まで、きっちり観てました。
 ウチは女ばかりだけど、息子とかいたら、大興奮かも知れない。
mofa

mofa