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スプリング・ブレイカーズの8bitのレビュー・感想・評価

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)
3.5
「アメリカン・スリープオーバー」の彼らも大学生になったらこうなってしまうのだろうか…。

「ピラニア3D」でもお馴染みのスプリングブレイク。
アメリカ中の金持ちパリピ学生どもがビーチに集まってセックスとドラッグとアルコールと音楽で馬鹿騒ぎうぇーい。

お前ら全員ピラニアに喰われろ!と思いました。

おそらくこの監督はスプリングブレイクの持つ特別な解放感や空気感や高揚感をそのまま映画にしようとしたのではないでしょうか。
ただし、フェイスやコティのように上っ面の現実逃避では済まされない現実を見せられることで帰路につく者も出てくるなどシビアも一面もちゃんと描いているのが興味深いです。
とにかく全編ドラッギーな映像で目がチカチカしてくるし、スクリレックスの音楽はエグいし。
チャラ男ギャング・フランコと頭の悪い姉ちゃんどもがはしゃぎまくってる様を延々と見せられるだけなので、普通の映画として観るとなかなかキツイものがあります。
正直、胸焼けするほど出てくる若い姉ちゃんのおっぱいとか尻くらいしか見所がありません。
メインの4人は美人だし(ひとりを除く)スタイルも良いしジェームズ・フランコの怪演も素晴らしいので、観てて退屈はしませんでしたが。
4人の中で一番可愛かったセレーナ・ゴメスが途中で帰ってしまったのは残念。日本語吹き替えを担当したのは秋元才加さんだそうで、言われなければ気付かないレベル。なかなか好演していたと思います。
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