このレビューはネタバレを含みます
原作を読んだので視聴。
宮部みゆきさんの原作だけど、日本ではドラマ化だけみたい。
主人公が刑事ではなく婚約者、ラストも原作と違う、と原作との相違点があることを聞いていたから、どんなもんだろうとあまり期待せずに見始めたけれど、いや〜韓国映画すごいなぁ。
原作への愛がある作りな気がする。
小説を映画化してここまで関心したものってなかなかないなってくらい関心した。
設定変えられてるのに、そんなに不自然じゃないし。
でも仕方ないことだけど、カードローン云々のくだりはだいぶカットされてるので、カードローン怖い…っていうのはほぼ皆無かも。ヤクザ怖い…はある。
韓国映画って暴力シーンが凄まじい映画か主演女優がやたらとキュートなラブコメかって印象でわりと苦手だけど、こういうのならいいな。暴力シーンの薄い社会派。
ただ婚約者が感情を爆発させるシーンは苦手だった…。あの怒り方びびる…。
わたしの中の「感情が爆発」っていうのは「告白」の松たか子が道端でむせび泣くシーンのような感じなので、韓国の人の爆発させかた怖いよ…。激しい。
ラストは賛否ありそうだけど、映画化するならあれくらいのラストにしないとダメだよなぁって妙に納得した。
わたしはどっちかっていうと賛、かな。こっちのほうがスッキリするし。でも原作のあの想像が膨らむ余韻をもたせたラストのほうが好きだな。
わたしの印象では関根彰子(カン・ソニョン)はもうちょっとふてこい。あ、この関根彰子とカン・ソニョンっていうのは、本物じゃないほうです。ややこしいな。
