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ザ・ワーズ 盗まれた人生のsumiccoのレビュー・感想・評価

ザ・ワーズ 盗まれた人生(2012年製作の映画)
3.5
売れない作家が偶然
自分には到底書けそうもないほど
優れた小説の原稿を見つけて
それを人から
自分が書いたと誤解され
しかも大絶賛されてしまったら。

僕の作品ではない、と
あなたなら言えますか?

本Aの主人公Aと
本Bの主人公Bの邂逅を通して
両者の人生の選択を描いた作品。

裏テーマはいろんな種類の
"後悔" でしょうねえ…


ただ単純に
盗作のモラルを問うお話ではなかったです。

半生を振り返る自叙伝だったからこそ
盗んだものは作品というより
想いと言葉と、時間。

愛する人といた日々の輝きも
愛する人を失った痛みも
誰かのものになってしまう感覚を想像しながら
どこに着地するのかが気になる展開です。

ブラッドリー・クーパーの瞳の青さが
ものすごく印象的な一本。
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