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セデック・バレ 第一部 太陽旗のnakaのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

台湾旅行時にガイドブックで初めて知った「霧社事件」。珍しい先住民族視点、その言語使用と歌が多用、台湾山中の自然の映像美、支配される部族間同士の対立、先住民の現地警察官の葛藤、民族の誇りの描写が素晴らしい大作。親日国でこの題材を取り上げた製作者の勇気に加点。
ただし、日本人としては観るのが辛い。日本の役者が下手すぎ。前作「海角七號」が親日的だったので、政治的意図はないと信じたい。台湾の映画賞金馬奨を受賞しているが、台湾人はどう思ったのか興味深い。
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