頭悪いのに世の中を斜に構えて見てて、自分は他と違うと思ってるクソバカ学生が、人を殺す計画を立てる。
そしてそれを記録に残すことにする。

こんなしょーもない計画で俺たち天才！みたいなシーンを延々と見せられるのがキツい。

30分くらいで済むところを90分に引き伸ばしてるのもヒドイ。

8割くらいはバカ達の持論のインタビューと、浅はかな計画と準備、被害者へのインタビューシーン。
さすがにキツいので倍速で観た。

オチもたいしたことないし、似たようなところではスティーブン・ドーフの｢ブレーキ｣や、ライアン・レイノルズの｢リミット｣の方がまだ面白い。

ただ1つ評価出来る点は、ホントにこういうバカがいそうなリアル感。

人殺したい衝動は分からなくもないしドキュメントタッチの映像は好きなんだけど全てがひどすぎる…
観ない方がいい映画。

箱入り娘(物理)

「この街つまんねぇ〜！せや！人殺そ！」みたいな感じでイキり男子大学生みたいな奴と自称感情失くしました痛女子が殺人計画を企てるお話。
ライアンレイノルズのリミットみたいな作品ではないので注意。

イキり大学生と厨二病女子の痛さがずっと続く。
幸いにもカメラマンが唯一まとも人間。
カメラマンも頭のネジ外れてた方が全体的にバランス良かったかも。
イキりとはいえ非人道的な事をカメラに収めようとしてるくらいイかれてるのならば全員頭沸騰しててほしかった。

ターゲットを拉致するシーンをカットする意味が分からん。
生き埋めで殺す計画はいいけど実行までの「よっしゃ！殺すで〜！！！」みたいな勢いが後半では完全燃焼してるのはつまらんですよ。

こういうファウンドフッテージ作品として起承転結がないのはいいけど抑揚がないのはちょっとなぁ…流し見にはいいかも。

povだから何とか観れたけど、そうでもなけりゃ途中でこっちが死んでたかも