映画館では泣いたことはないし
声を出して笑ったこともない
周りの人の目が気になるってのもあるけど
周りの人が泣き出すのが早くて「あ、もう泣いてはる」と思ってしまうから。
今回も泣くことはなかった
でも鳥肌が立ったし、足下がフワフワした。
飼ってた猫が死んだときのあのフワフワ感と同じやつ。
家族の死
自分の死
いつかは来るんやろなとはわかっているが
そんな日が来るのはまだまだ先やと思いながら日々暮らしている。
親孝行とかしたことない
出来る時にしとかなあかんな
したい時には…って言うし
とか言いつつも親孝行しない自分…。
砂田家はいい家族やわ、お父さんがカッコイイ
始めは「このおっさんが主人公か~」とか思ってしまったが
見てくうちにどんどん好きになってく
残された家族に対する想い
特に奥さんへの思いやりがたまらなかった。
そして死にゆく父親への家族の思いやり
なんやかんや言っても家族ってええもんや。
家族の死というたまらなく哀しい内容の作品なのに
なんかほっこりさせられる作品でした。
しかしこの家族みんな爽やかな優等生って感じ
大阪のどろっとした家族やとどうなんやろ?
あとラストに流れる「天国さん」がヤバかった。
全部持っていくあの歌声
反則級やわ。