Ken

仮面ライダー対ショッカーのKenのレビュー・感想・評価

仮面ライダー対ショッカー(1972年製作の映画)
3.7
2023年33本目。
東映まんがまつりのために撮り下ろされた作品。オリジナルだけどお金かけてるだけあってクオリティ高い。普通に見応えあるし面白い。

あっ、そこで終わるんですか!?とはなるけど、おもしろかった。
劇場版とかにあるあるな敵が勢揃いして、ひとりひとり名乗りを上げるところとか、共闘するところとか。
前作のテレビシリーズを再編集した劇場版とは桁違いなクオリティ。

仮面ライダーかっこいいわ。当時の子供達がハマった気持ちがよくわかる。
変身シーンも戦うシーンも普通にかっこいい。最近のヒーローもののような出来上がったものとはもちろん違うけど、親近感湧かせつつも要所要所の見せどころ。真似したくなる程度。これはたまらんやろなあ。

本郷猛が最初に変身するシーン、藤岡弘の目がキマりすぎてて3回くらい再生し直した。3回見て気がついたけど、全く瞬きをしない。だからこその不気味さ…??
かっこいいを通り過ぎて、引き込まれるキレのよさ。すごい。

お話の展開としては相変わらずガバガバなんだけど、気にならない。


どうしても言及したいことは、珠美ちゃんのスカートの短さはワカメちゃんの実写版。時代って言っていいの?ダメでしょ???



蛇足。
お話としては、地球の地軸を変えられる装置が狙われる作品。
すぐに、思ったことは、地軸を調節して、このクソ熱くて長すぎる夏をどうにかしてほしあな…ってこと。わたしはショッカー軍団側だったということ…!?
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