1人の孤児がサンタクロースへと成長していく旅路を、とても綺麗に純粋に描く素晴らしい作品。
孤児になっても毎年受け入れてくれる様々な家族の温かさ、そしてイーサッキのツンデレ具合がなんとも愛おしい。
別れる寂しさも愛の一つ
両親と妹をなくし、様々な家を一年ごとに点々とするニコラス。どんな時も感謝の気持ちを忘れない心の美しさ。無償で人生をかけて子供を喜ばせようとおもちゃを作り続ける精神。
辛い経験を経ても人のために強く生きていく。そんなニコラスの一生がかっこいい。
一面の美しい雪景色、ムーミンでよく見る長い帽子や外ハネする帽子。フィンランド映画は初めて。とっても綺麗で、とっても温かく、素敵な作品でした。
