顔にハート型の痣を持つ内気で心優しい青年が悪魔に魂を捧げてしまうお話☆
はぁ…エモくて美しい映画だった…♡
この作品を観て私のような感想を持つ人はきっと数少ないだろう。
「美は"恐怖の原点"」か…奥深くて良い言葉だな。劇中には他にも共感を覚える台詞がたくさん。
私が普段から思ってる事がそのまま劇中セリフに出てきて驚いた。たとえ容姿が醜くくても本人の心の持ち様なんだなって改めて思わされた。
「暗い世界に生きているかもしれない。けれども、だからこそ自分にしか見ることの出来ない世界がある。それは贈り物なんだ。」
究極にエモーショナルで心に刺さりまくった。
ジム・スタージェスってやっぱり演技が上手い。どれも心揺さぶられるけれど、特に泣きの演技が良すぎる。私好みの表現力を持ってる大好きな俳優さん♡
私ってすごく変わってるんだと思う。普通の人と違う人に惹かれる傾向があって、あえて言葉を選ぶとすれば、一般的に"醜い"とか"おぞましい"と思われるのものに美しさを感じてしまう。そういう人はきっと、他の人とは違う特別な魂を持ってるに違いない…って本気で思ってる。そういう私にしか愛せないような人がこの世にいる…とも♡
痣のある彼、とってもセクシーだった。
笑ったあの顔がとっても好きよ♡
自らここに抉り出した私の心臓を…あなたへ…
愛あふれる優しくて温かなラスト。
押し寄せる感動…*☆
彼が感じたあの神々しく美しい世界に同調して満たされる感覚。
悲劇は必ずしも悲しい思いをするものでは無い。時にそれは「愛」の気づきを与えてくれる素晴らしいもの。
感性萌ゆる独特な作風にメッセージ性の高い変わり種サイコスリラー、染みつくカルトファンタジー。
この映画を美しいと思える人。
私はこの先、そんな人と巡り合いたい。
星空が美しく輝く意味を心に刻み
特別に与えられたギフトに感謝して
自分にしか見えない世界を
これからも生きてゆく―――