じゃっく

ウォーム・ボディーズのじゃっくのネタバレレビュー・内容・結末

ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ニコラスホルト主演のゾンビラブコメ作品。(ゾンビラブコメって何だよw)

ゾンビに覆い尽くされた世界。
ニコラスホルト演じるゾンビはいつもどおり気ままに人間を襲ったりしながら暮らしていた。
ゾンビでありながら彼は意識があり心の中では饒舌だった。
ある時人間を襲いに行ったなかで一人の女の子に一目惚れ。
「彼女と一緒にいたい」そう考えた彼は彼女を匿い一緒の時を過ごす…

かなり色物作品。
アバウトアボーイの子役で有名だったニコラスホルトが大人になり、子役には珍しくいい感じにイケメン俳優に仕上がった。
しかしなんか最近色物キャラばかり演じているようなw
(X-MENのビーストやMADMAXのニュークスや本作)
というニコラスホルト観てみようと視聴。

さて、人間を食べて「what a lovely day」とでも言うのかと思っていたが、結構真面目な青年ゾンビでかなり健気な純愛感をだしてくる。
クライマックスにかけてゾンビが愛を知ると人間に戻るという事が分かる。
結構斬新ながら、いつか海外の「現代人がスマホを持ちながら大挙して歩く姿」をゾンビに見立てた風刺画を見た事がある。
他人に興味なく、好きでも無い仕事に追われ腐っていく現代人をうまく皮肉ってるなと感心したが。

今作はその風刺画と同じ視点で、現代人=ゾンビという裏設定があり、愛の大切さを表現した作品なのでは?と勘繰るとナカナカ楽しめた。

ストーリーの練りは、あまあまだったが女子やゾンビ映画は苦手という人でも観れる作品かもしれかい。
じゃっく

じゃっく