こちらもメディア保有。
『攻殻機動隊』の士郎正宗が同人誌時代に描いた作品「BOOBY TRAP」を原作に、本人が絵コンテを切り作り上げたOVA。
対人自動歩兵「M-66」が実験配備中に脱走。そのM-66にはテストプログラムとして、開発者の孫娘フェリスがターゲットとして設定されていた。
フェリスを守る為に、軍特殊部隊がM-66を追う。そして、この事件を追っていたジャーナリストのシーベルは、なりゆきからフェリスを守ることに。
凶悪な殺人アンドロイドが執拗にターゲットを追う姿は正に「ターミネーター」。
加えて、ハイテンポなアクションが満載で、更にアイディアも豊富。
人間型のアンドロイドだが、動きはまるで操り人形 マリオネットのようなトリッキーな動き。
かつスピードと躍動感あるアクション。というより、描かれている動きの滑らかさが凄いんです。
日本のアニメーション技術は80年代ですでに完成されている域であることを感じます。
47分の尺に見所をぎゅっと詰め込んだ物語の無駄のなさも私のお気に入りのポイントでもあります。