実話ベースの話に敬意を評するが、映画として面白いわけではないので3ポインツ
物語の緩急が弱い
設定の緩急は強い
活かしきれていない
障がい者の父、母を幼い時に亡くし、妹と三人暮らし
民宿をまだ子供の長女が切り盛りし、寄生虫みたいな叔父も同居しているようだ
この状況から相当な貧困のはずだが、エピソードが無いので感じられにくい
また子供売る叔父の行為も、鬼畜の諸行なのか、貧困を見かねてなのか、わかりにくい
人身売買に来るアメリカ人親子は、なぜ娘を連れてきたのかも意味不明
この米国少女と韓国少女が仲良くなるフリが、最後のオチに繋がるのだけど、オチが弱くて感情が揺さぶられない
だって、長女はずっと妹の米国行きを反対していたのだから、良からぬ理由でアメリカへ旅立ったことを手紙で匂わされても、オチになっていないと思う
キムセロンで最後まで観られた作品