KENZO

モンスタートラックのKENZOのレビュー・感想・評価

モンスタートラック(2016年製作の映画)
2.4
B級ホラーかと思いきや、E.T.的な異生物との交流を描いたハートウォーミング・ストーリー。

2016年制作とは思えない、良くも悪くも80〜90年代前半のような映画。

主人公が車を運転する為に、ある程度の年齢じゃないといけないのは分かるが、高校生の役柄よりは少し年上に見える外見と、エンジンのないトラックの運転席でエアードライブの妄想をして楽しむ性格のアンバランス感がなんだかしっくり来ない。
もっと年下の子供が主人公なら良かったんだろうけど。

モンスターのCG面は頑張っているし誰も傷付けない感じ含めてファミリー向け映画としては悪くないが、テラヴェックス社の警備がガバガバで簡単に潜入できたり、細かいところの雑さが目立つ。

主人公の両親が離婚してたり、女の子に興味がなかったり、材料はあるだけに、もっと人間関係を掘り下げた上でのモンスター"クリーチ"が絡むと感動できた気がする。

自分の中では"永遠のスナイパー"こと、バリー・ペッパーが幸せそうなのは良かったです。
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