このレビューはネタバレを含みます
そこそこ早くタイプを打つしか能がない田舎娘とその才能を見出した保険屋のスポ根ラブ。
今のジェンダーレスの風潮からすると、あり得ないくらい男らしさ女らしさを求められる時代。
それが正しいかどうかは一概に言えないけど、
世界観はとても好き。
田舎娘ローズはとても気が強い。
かなり野心家で思った事をズバズバ言う。
あの時代の女性にしてはかなり先鋭的か、それかどこぞのお嬢様かってくらい我が強い。
一方ルイは一体何がしたいのやらさっぱり不明。
何を思ってローズを雇ったのかな?
嫁候補として雇ったけど使い物にならなそうだから解雇なの?
でも続ける条件としてタイピングの大会?
意味分かんないです。
お互い憎まれ口をききながらもルイは自分にない部分を持つローズに惹かれていき、ローズは厳しさの中にあるルイの優しさに心を開いていく。
最後は世界大会に出場するまでに花開くローズの才能。
一時は「愛してない」と突き放したけど、ローズを取り戻したルイはとても良い笑顔をしてた。
愛って最高💖
頑なだったパパも娘の活躍にだんだん変わって応援する姿は可愛かった。
それにしても古き良きタイプライターの音って小気味良い。
ルイの友達のボブが好みだったな〜。