原作は大藪春彦の同名小説の🎬化です・・大好きな作家で20代の頃に新潮文庫(当時140円)を買って読みました。
大事に大事に一気に読まずに少しずつ読み進めた青春の一冊でした。
遥か彼方の昔の事ですのでストーリーは忘れてしまっていまして書棚から探して来て、もう一度読み直そうと思いましたが、あまりにも昔出版された文庫本の為に字がもの凄く小さくて老眼の身にはあまりにも辛すぎて断念しました(笑)
通信社のカメラマンとしてアンゴラ🇦🇴、レバノン🇱🇧、ウガンダ🇺🇬など世界各地の戦場を渡り歩いた主人公の伊達邦彦。
偶々、大学時代の同窓会時に、その店に勤めていた青年に目をつけて仲間に引き込み銀行襲撃の計画を立てていく。
神をも畏れぬ狂気に突き抜けてしまっている、精神が屈折した青年を松田優作の怪演に釘付けでした。
全編に流れる哀愁を帯びたテーマ曲が心に沁み渡り続けます。