このレビューはネタバレを含みます
長いかと思いきやけっこうあっという間。
前半の玲子と亮平の電車内でのやりとり、
二人が別れたあとそれぞれに始まる劇練習後の時間。
良平が帰宅して湯を沸かし、机の前で原稿用紙を見つめる時間に、玲子はバイト先のバーでお客さんを前に話をしている。
玲子が帰り、良平が書き残した原稿を読み上げるときに、良平はガストのキッチンで、注文のハンバーグやアイスを作っている。お互いがお互いに合わない間の時間。
北朝鮮からの攻撃や社会の変化は、劇にも影響を与え、お互いの関係性にも少しづつ波紋が広がる。
私たちを取り巻く社会や、環境や幾つかの要素が波紋となり、少しづつあなたとの関係性、日常は変化していく。
夜明け、良平と玲子が手を繋いで口笛吹きながら歩くシーンがすごく好き。
また観に行きたい。