夫に先立たれた柴田トヨ（八千草薫）。
さらに自らの緑内障の手術後、すっかり元気を無くしてしまっていた。
見かねた息子の健一（武田鉄矢）はトヨに詩を書く事を勧める…。
90歳過ぎてから詩集を出版しベストセラーにまでなった柴田トヨの半生を描いた作品。
八千草薫演じる柴田トヨはもちろん、伊藤蘭演じる健一の妻の懐の深さに感嘆しました(*^_^*)
武田鉄矢演じる健一がどうしようもないダメ人間なんですよね。
仕事は続かず、ギャンブル好き。さらに妻への暴言。
しかしトヨも奥さんも許してしまう。
人間の駄目な部分から良い面を見つけ出すという仏のような心の持ち主なんですよねぇ(^_^;)
その中でトヨの詩のひとつ「くじけないで」が読まれるのですが、なかなか心に響く。
人生を長く過ごした者だからこその説得力があるといいますかね〜(￣▽￣)
詩で周りの人間を変えていくチカラには素直に感心しました。
ダメ息子でダメ夫のその後は気になりましたけどね（笑）
