ろまらん

リアリティのダンスのろまらんのネタバレレビュー・内容・結末

リアリティのダンス(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

初めて見たホドロフスキー。
すごい。こうは撮れないでしょう。マエストロの晩年にありがちな難解さや退屈さがなく、筋の通ったシュールさがわかりやすい。激しい表現にも意味があり愛がある。
あの採掘の山で働かされてる人たちのショットとか海辺のシーンとかすごいな。ラテンを感じる色彩もいい。
始めの方酷過ぎるお父さんにも微妙な面白さがあり、台詞が歌になるお母さんにもすっかり慣れました。アレハンドロはいつも可愛い。
子どもがせっかくもらったお守りをトイレに流したお父さんの怒涛の人生にも、神様が寄り添っている展開も好きです。
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