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淪落の女の日記の遊のレビュー・感想・評価

淪落の女の日記(1929年製作の映画)
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ルイーズ・ブルックスの神がかった存在感は声が聴けないサイレント期特有のもののように思えるけど、顔の角度でときどきルーニー・マーラに見えることもあって、そういえばルーニー・マーラもめちゃくちゃ美しかったなと思い出す

キリスト教徒がユダヤ人に対して取る態度、お金を借りるために頭を下げるのと同時に「高利貸!金の亡者!」と唾を吐きかけ蔑むあの感じは、性欲に支配された男が女の尻を追い回すのと同時に「この娼婦が!」と吐き捨てる構造と同じだな、と気づいた
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