アメイジング・スパイダーマン2のあきっこのネタバレレビュー・内容・結末

何と言ってもグウェンの死が衝撃すぎて。｢貴方を1人で行かせられない！自分も力になれる！｣と主張して戦場に付いていくヒロインが、立派に力になった上で本当に巻き込まれて死ぬパターンはかなり珍しいのでは。ましてやスパイダーマンという超有名シリーズでそんなことをするとは思ってもみなかったので、本当にビックリした。美しくドラマティックな糸の描写と、グウェンの命が事切れた瞬間の鈍くあっけない音との対比があまりにも残酷で……。

物語全体を見ると、エレクトロとの戦い、ハリーとの戦い、グウェンとの恋、両親の死の真相……と色々な要素が詰め込まれていて、かなり忙しなかった感はある。1つ1つは盛り上がったんだけど。特にハリーとの因縁は結局今作では決着がつかないままで、3が制作されなかったことが悔やまれる。

見る度に"Gone, Gone, Gone"をヘビロテしてしまう。マジで切ない。