雨宮はな

愛と情事のあいだの雨宮はなのレビュー・感想・評価

愛と情事のあいだ(2012年製作の映画)
1.0
10年前はまだこれが「セクシーなコメディ」だったんだろうかと思うとぞっとしない。
一人の男性が妻・友人・他人から性加害を受けて洗脳されるだけの話。
映画館でかけられる程度の男目線AV。

パーティーで見知らぬ女性が笑顔で「セックスしよう」と言いながら追いかけまわしてくる。
「スワッピングがしたい」という自分の希望を叶えるために強制的に参加させられる。
「やめてくれ」と言っているのに体をおしつけたり、無理やりキスをしてくる。
↑全て性加害だけど、美人な女性からされたら嬉しいでしょうってこと?

最終的に、妻は友人と不倫関係に陥るというありきたりな展開。
別居を経て寒々しい夫婦関係を続ける主人公たちと、子供をつくることで関係を修復したように思い込んでいる友人夫婦。
そこだけイヤに現実的で、また子供の将来が心配でしかたなかった。
雨宮はな

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