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ブロンドの標的のtakのレビュー・感想・評価

ブロンドの標的(1993年製作の映画)
2.0
美女2人に振り回された挙句に破滅していく青年を描くエロティックサスペンス。ボールドウィン兄弟出演作は、どうも共演女優とイチャイチャする役が目立つ。妬み半分で観るけれど、上映時間が進むにつれて妬みゲージはどんどん上がるw。ゲージMAXだったのは、ウィリアムがスーパーモデルと共演した「フェアゲーム」(個人の感想です)。

さて。末っ子スティーブンが、父の遺産である広大な農場を持つ、内向的な青年を演じる本作。「スリーサム」では(今で言う)パリピ演じてたのにこのギャップったらw。

映画前半では、敬虔な父親から性に関する興味を抑えられていたように思えた。なーるほど。本編最大の見せ場である2人の女性に言い寄られるイチャイチャ場面で欲望が爆発するのだな。そして男として覚醒して…という流れかと思ったが、伏線になるほどの扱いでもなかった😩あれ?

やがて二人の女性の正体が明らかになり、スティーブン君は大事件の片棒を担ぐ羽目になる。ほーら言わんこっちゃない。そして苦い結末が待っている。そもそも彼女たちの手口は、今どきの詐欺犯罪のやり口に似ている。簡単に信じちゃいけないよ。

僕のお目当ては(もちろん)元エイスワンダーのボーカル、パッツィ・ケンジット。「リーサルウェポン2」も綺麗だった。子役時代から活躍して、80年代にバンドで活躍していた頃は人気あったよなー。この頃になるとちょっとスレてきて、本作でもちょっと気怠いおねいさん役。それに青春スリラー「ダリアン」も印象的だった美女ジェニファー・ルービンも加わって、結果2人の露出度ばかりが目立つ映画であった。

ボールドウィン家の親族アダムが演じた保安官が、もっと話を引っ掻き回す存在だと面白かったのかなぁ。

テレ東系の地上波で鑑賞したと記憶している。いかにもなセレクトです。
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