ニコラス・スパークス原作の小説を映画化。『ショコラ』や『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督作品。『親愛なる君へ』と同じ組み合わせですね。
ある港町に故あって逃げてきたケイティ。妻を失った傷を抱えるアレックスとその子供たちとの出会い。ケイティの隣人で良き友のジョー。
心に秘密や悲しみを抱え持った人達が少しずつ距離を詰めながら心を開いていく様子に気持ちが安らぎます。でも背後には常にケイティを追う刑事がちらついていて…。
ニコラス作品なのに冒頭からミステリーというかサスペンス仕立て。甘い展開ももちろんありますが、ちょっぴりファンタジーなスパイスも混じっていたりして。いつもとは少し違う感じなのですがとても良かったです。じんわりと優しさが心の中に広がっていく作品でした。(どちらかと言うと前知識無しで見た方がより面白いかも)
ケイティ役のジュリアンはフレンズのシーズン1の頃のジェニファーを少し彷彿とさせますね。笑顔がとても似合ってる。