「サイトシアーズ～殺人者のための英国観光ガイド～」
YouTubeでこちら対談して面白おかしく紹介してます(脱線多め)。
https://youtu.be/G9AzEoeXTJM
冒頭、ここはイギリス。とある家庭の日常風景、過保護な母のもとで暮らす女。彼氏との旅行、殺人を起こす。キャンピングカー、観光スポット、旅。今、ブラックユーモア満載の出来事が起きる…本作はベン・ウィートリーが2012年にイギリスで監督した各国映画祭で10部門受賞し20以上の賞にノミネートされた愛と狂気のロードムービーとしてコアなファンが多くいる作品で、この度DVDにて鑑賞したがUKコメディー界を代表する監督と俳優も大絶賛しただけの事はある。かの有名なエドガー・ライト監督もかなりオススメをしている。サイモン・ペックやニック・フロストまでもが傑作だと言っている。本作は第65回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品作品として提出されたものである。エッチの利いた笑いが好きな人にはぜひともお勧めしたいものである。
さて、物語は年老いた母親と2人暮らしのティナは、母親の束縛を振り切って付き合い始めたばかりの恋人クリスと、キャンピングカーでイギリス中の観光スポットを巡る旅に出た。恋人とのはじめての旅行に胸をときめかせる彼女だったが、クリスはちょっとしたいざこざから別の観光客をひき殺してしまう。その後も行く先々で、むかつく奴らを次々に殺していく彼。そんな彼に怯え、唖然とする彼女であったが、旅の開放感も手伝って徐々に彼に同調していく。しかし長い時間を一緒に過ごすうちに互いの本当の姿が見え始め、2人の愛は徐々に変容していくのだった…と簡単に説明するとこんな感じで、製作総指揮は先程言ったエドガー・ライトが行っている。人によっては胸くそ悪い作品かもしれないが、人をひいてしまったことから殺人旅行をし始めるカップルを端から見ていて楽しめた(笑)。
