このレビューはネタバレを含みます
おっさんずラブ(世紀末編)
ちょいとながら見でもしようかと思ったら見入ってしまって泣いてしまった
原因が結局広場恐怖症なのかさておきディストピアの世界観をよく理解してらっしゃる
エンリケのかっこよさに惚れ惚れする
ちゃんとドラマが完成してる作品だった
エンリケが息絶える場所が劇場というのが狙っててかなり涙腺にきてしまった
劇場というのは多くの"観る人"が集う場所。エンリケは過去の体験から孤独死を怖がっていて、1度は独りで死ぬことを選んでしまったけど踏みとどまった。
そして"観る人"を失った劇場でマークに見届けられて息絶える。
エンリケという男の人生の幕引きの場面でもあるけど、降りる幕もない。
最高のシーンだった。