真世紀

ゾンビ・フィーバーの真世紀のレビュー・感想・評価

ゾンビ・フィーバー(2013年製作の映画)
3.5
宇宙から飛来したカプセル。その中には感染者をゾンビ化させる細菌が。漏れ出した細菌のためにゾンビ化した研究所スタッフ、被害は拡大。リゾート地でビーチパーティを楽しんでいた若者たちに襲い掛かるゾンビ!

パーティーに来ていたかたやパニック障害持ちの気弱、かたや無神経なスケベのボンクラ二人組はあこがれのヒロインらと生き残れるのか、というゾンビものとしては既視感ある設定。

されど本作、ヒロイン役が元t.A.T.uのユーリャ、なんとロシアンゾンビ映画なのでした。

ゾンビ集団が空手道場にも乱入、立ち向かう空手家たちも上段回し蹴りで生首すっとばしたり健闘するもゾンビ化。その道着に「空道」の二文字、思わぬところで大道塾の広まり具合を確認できたり、屋上に追い詰められた一行が男女共にウォッカの回し飲み始めたり、元ソ連軍人の警備員が鎌と槌というソ連国旗アイテム振りかざして空手家ゾンビ軍団に立ち向かったりと随所にロシアンテイスト。

サバイブできたかと思いきや大地に降り注ぐカプセル群で地球壊滅的危機。モスクワまで逃げてきたサバイバーたちも絶体絶命の危機に現れるのが○ー○○と○○○○というのもロシアンジョークか(爆)。確かに○ー○○、ご本人のアピール含め、ある意味ロシア最強だけどさ。

スコアはお国柄表れてる点と粗製乱造のゾンビ映画の中ではという観点から。
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