アンタレス

ゾンビ・フィーバーのアンタレスのレビュー・感想・評価

ゾンビ・フィーバー(2013年製作の映画)
3.0
モテない負け犬コンビ、イヴァンとアレックス。ビーチでは若者達の大規模なパーティーが行われており、イヴァンとアレックスも参加しようと意気込む。
しかし、華やかな宴の裏で、研究室では深刻な事態に陥っていた。宇宙から飛来したカプセルが事故で割れてしまい、ウィルスらしきものが飛散してしまったのだ。感染者は、銃で撃たれても、頭を蹴られてもすぐさま立ち上がるゾンビと化して人間を襲い始める。


このゾンビは、走る方のやつ。空手を使いこなし、バギーに乗る若者を迎え撃つゾンビには感心した。何番煎じか分からないほどに既視感のあるストーリーを、この空手ゾンビ達はよく盛り上げていたと思う。
所々に入るアニメーションのシーンも中々面白く、ゾンビを題材にしたゲーム作品「ロリポップ・チェンソー」を彷彿とさせる。
ラストシーンに登場したのは、○ッ○ュと○ー○○、ということでよいのだろうか。だとしたら、やはり面白いではないか。
名だたるゾンビ映画の傑作には及ばないながらも、何とか退屈なゾンビ映画と差別化しようと努力した跡が見られる、悪くない作品だった。
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