真世紀

ヒドラの真世紀のレビュー・感想・評価

ヒドラ(2009年製作の映画)
3.0
ある孤島でヘラクレスの剣を求め、調査を行う研究者たち。4世紀の遺物が残るその地にはギリシャ神話のモンスター、多頭にして首を切り落とされても即再生のヒドラがいた!あれよあれよと犠牲になる彼ら。ここまでがアーバンタイトル。最初から出し惜しみなく姿を見せるヒドラだが、CGのレベルはCGモンスターに比較的寛容な自分の目からしても、ちと残念な出来。

タイトル後は、船上。セレブハンターを客にするその船には誘拐されてきた四人の前科者が。飲酒運転で人身事故やDVの夫殺害の妻、婦女暴行殺人犯、そして謎の男。彼らの罪状はセレブハンターらが家族を失ったのと同じもので、マンハントの標的とするために集められたのだった。狩りの舞台として選ばれた無人島こそ、ヒドラのいる島。前科者、ハンターらにヒドラが襲い掛かる。

セレブハンターらは結構な銃を揃えて上陸するも、相手が悪く、頭吹き飛ばしてもすぐ再生されて、基本襲撃されたらそれまでよ。

謎の男、元特殊部隊で島内にブービートラップ仕掛けて応戦の構えをとるもそれも対ハンターでちょっと使われたぐらいで、対ヒドラ用はなし。

幾度も姿現すヒドラだが、襲撃の仕方や人間側の応戦具合など見せ場の工夫がもう少し欲しかったなぁ。
真世紀

真世紀