Blu-rayにて鑑賞
正月休み、映画棚を整理してたら恐らく何年も前に購入しただけで未だ未鑑賞、未開封のブルーレイを見つけて鑑賞したが最高すぎた。
本作は70歳を迎えた映画好きの祖父と鑑賞したのだが、本作は特に初老期を迎えた方に観てほしい映画。歳を重ねるとグッとくる映画みたい。
15歳から学生生活を捨て、音楽や映画業界で働き続けてきた26歳を目前とした俺からしてもグッとくる。
パッケージのイメージとはかなり掛け離れた作風だが、昔ヤンチャしていたオヤジたちが再開し、再びぶっ飛んだ一夜を過ごし人生を哀歓するお話だが、28年の刑期を終えたアル・パチーノ演じるヴァルを殺せと命令されているクリストファー・ウォーケン演じるドクがその事実を打ち明けるが…。と言った筋書きだ。
このアル・パチーノ演じるヴァルがとても良い。殺されるとわかっていながらも抵抗はしない。時間が許す限り友人や仲間達と最後の夜を楽しむ微笑ましくて切ないロードムービーのような作品だ。
そして、アル・パチーノとクリストファー・ウォーケン、アラン・アーキンがひとつの画面で観れるというのは本当に素晴らしい事だ。