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ウルフ・オブ・ウォールストリートのtakeのレビュー・感想・評価

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秩序の乱れ具合がすごい…

クズ株を売る悪質な会社だと叩かれると、金儲けに目が眩んだ若者人気が殺到したり、
人が死んでも会社が危うくても登場人物達が薬、セックス、遊びのことしか考えていないなど、ブラックユーモアが効いてる。

ただ、軽薄な人間がラッキーパンチで成り上がる訳ではない。ジョーダンは、供給側が商品の良さを熱弁するのでなく、需要側に必要性を認識させるという、セールスの本質を誰より掴んでおり、成り上がる様に納得感があって見ていて面白い。

皮肉っぽいけれど人とか経済の本質ってそうなんだろうなと思うと馬鹿にできない、シャープな映画だなと思った。
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