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ぼくたちの家族のqpのレビュー・感想・評価

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)
3.5
 日本の平凡な4人家族で、母の玲子がおかしなことを言い始めます。脳腫瘍で余命僅かと知り、父の克明、長男の浩介、次男の俊平の3人の男が奮闘し、という話です。

 最初、母の玲子は自由な女性だなと思うが、雲行きが怪しくなります。能天気なテンションで色々言うことが変わり、観ていて自分や自分の周りの人がいつか同じようになるかもしれないと思うと不安になってきます。

 玲子の家族の男3人はそれぞれの長所、短所があります。実際にこんな感じの男たちがいそうで面白いです。その性格から家族に言えないことや恥ずかしいことがあります。

 それが玲子のトラブルをきっかけに、それぞれの長所を生かして奮闘します。お互い言えない微妙な空気や距離感があったり、トラブルがあると助け合ったりするのを観て、これが家族だなと感じました。

 浩介の妻の深雪を見ていると女性は現実的だなと思いました。
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