録画鑑賞。
アイルランド。
10代のフィロミナは未婚の母となり
修道院に入れられてしまう。そして生まれた子供はアメリカに養子に出されて（高い値段で売られて）しまう。
それから５０年。息子の行方を探し続けるフィロミナと、記事にするために同行するジャーナリスト、マーティン。
あまりにも辛い旅が始まる。
フィロミナはアメリカで会う人会う人、
『100万人に1人の素晴らしい人』だと褒めて喜ぶ。良い事を見つけて微笑む。
これは敬虔な修道院暮らしの賜物なのか？
しかし最後に知った真実は…
『あなたを赦します』とフィロミナはそれでも言う。
この姿がカソリックの神への本当の愛なのか？でもマーティンが『俺は決して赦さない』と言い放ってくれて、俗物の私はほっとした。
私も、赦さない。
宗教と言うものは恐ろしい。
そしてこれが実話だと言うのがもっと恐ろしい。
