ニューテアトルにて
囲碁の勉強のために中国から来た青年がある日一人の行商の老婦人と出会い「東京に来たばかり」の手探りの状態から日本に馴染み生活をしていく物語。
日本の「らしさ」を外から観たらこんな原風景なんだろうかと思うくらい、山畑、祭、人々の優しさを描いているから、中国人の監督の思い入れがあるのかなーと思ったら自身が留学していたらしい。
孫と老婦人、孫と青年、そして孫とその恋人といろんな関係を出してたのは、老婦人の正体と関係あつたのだけど、それを出すのが遅すぎて、前半と後半別人のよう。
老婦人の倍賞千恵子さんを観るだけでも価値はあると思った。