ポムゆうきち

赤々煉恋のポムゆうきちのレビュー・感想・評価

赤々煉恋(2013年製作の映画)
3.7
自殺をして肉体を持たない存在となった主人公・樹里(土屋太鳳さん)の自殺した後悔などを描くファンタジー要素も入った青春・ファンタジー映画です。


昔の吉沢亮さんと土屋太鳳さん目当てで鑑賞しました。
泣けました😭
なかなか良い映画でした。


死=幸せ なのかを考えさせられる映画でした。
死という道を選び、自殺してしまった主人公・樹里(土屋太鳳さん)が、自殺をしたことを後悔したり、生きている間でできていたことを羨ましく思ったり、誰からも見られない、誰とも話せない、何にも触れられない、お腹も空かない、など死ぬことは本当に幸せなのか?を深く丁寧に描いていました。


主演の土屋太鳳さんの声が特に素敵でした✨
生きていた頃の高校生時代の優しさ溢れる土屋太鳳さんの爽やかな演技に、死んでしまったことを悔やむ不のオーラを全快にした演技と、『哀愁しんでれら』同様に疲れはてていく様な、身体全体で演じることのできる素晴らしい女優さんだと改めて思いました。


昔もかっこ良い吉沢亮さんでした✨
サッカー部のTHE・イケメン役がとても似合っていました。『青くて痛くて脆い』の陰キャラ的な役ではなく、『銀魂』シリーズのドSイケメン役でもない、ストレートなイケメン役を演じたイケメン俳優さんでした。


本作で描かれていた自殺をした主人公遺族の辛さや悲しみ、自殺した主人公の、後悔を通じて、生きていることの素晴らしさと 自殺をすることは、悲しみしか生まない ということを知ることができました。
生きるのが辛い人に優しく寄り添う様な、背中を押してくれるかの様な良い映画でした。


虫男の変なファンタジー要素は、正直必要なかったと思いました🤔。
吉田羊さんの役どころに驚きでした!


2021 10/23 132
ポムゆうきち

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