ニジム

パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間のニジムのレビュー・感想・評価

3.5
死は誰にでもやってくる。
しかし、方や国葬でテレビ中継され全国民、全世界が哀悼。方や葬儀も教会に断られ、埋葬も受け入れられず、やっとのことで確保する(土葬文化は大変ですね)。
犯人の兄が一番やりきれなかったな。あと、数日のうちに暗殺された被害者(それも超VIP)とその容疑者の瀕死の重傷を治療し、死を看取った病院の方々は災難でした。ここの病院の名前から映画のタイトルがパークランドになったのか。

あと、大統領の夫が死んだからといって、ジャクリーン夫人の移送をどうするか、もう大統領夫人じゃないしな、という相談をするところはドライ過ぎて驚愕した。
棺が入らないと政府専用機の扉の枠ををのこぎりで乱暴に切り取るシーンは、混乱している中でも大統領の尊厳を守るために必死だったろう様子が垣間見えた。
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