Vocalise

罪の手ざわりのVocaliseのレビュー・感想・評価

罪の手ざわり(2013年製作の映画)
4.1
アバンでもかなり作品の雰囲気を予感させるものがあったけれど、つづいて浮かび上がった英題
『A Toutch of Sin』
このニュアンス、この感覚をこれからの4編を通してまるで自分自身がなぞっていくような体験をするとは思いませんでした
共感の有無はさておき、不思議とそうなったさすがの映画力

各エピソードに必ず入っている動物、
死を選択するか否かの話にかかっているのでしょうか
もうちょっと考えてみたい

オフィス北野の文字をopで見たせいか、アウトレイジみを感じるところがけっこうあり手早くドライなその殺り方がこの中国の舞台ではただただリアルでした

雑踏での人の多さにまさに中国と感じましたが、その多さと比例するように不条理や不満や怒りが蔓延り、向かう先へとさ迷い進むのかなと思わされました
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