記録。
被害者 × 加害者のトンデモ逃避行。
日本劇場未公開映画の帝王ジェイソン・ベイトマンとメリッサ・マッカーシー共演のコメディ映画。
ひょんなことから個人情報を盗まれてしまったサンディ(男です)。それからというもの、クレカは使えなくなり、個人情報を悪用されて容疑者扱いされることに。自分の名を語って悪さするダイアナの身柄を確保して身の潔白を証明しようとするサンディだったが…
興行的には成功したものの、批評家には酷評されたらしい本作。そんなもん関係なく僕はこれかなり好き。
サンディは割とあっさりダイアナを捕まえるんだけど、物騒な刺客の登場で二人して逃げる羽目に。ハラワタ煮え繰り返って当たり前なのに堪えて大人な対応のサンディと、自由奔放なダイアナの絡みが最高。まさに珍道中を繰り広げてくれる。
ダイアナはまぁとんでもない犯罪者。でも被害者感情は置いておいて側から見る分には面白いキャラクター。これはメリッサ・マッカーシーが演じたからこそで本作を気に入ったのは主に彼女の貢献による所が大きい。
被害者と加害者が行動を共にするに連れて芽生える不思議な絆。これどのように決着をつけるのかとちょっと不安になったけど結果的に納得できるラスト。面白かったです。