Ryoko

大統領の執事の涙のRyokoのレビュー・感想・評価

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)
4.2
歴代のアメリカ大統領と執事のふれ合いを描いているのかと思っていましたが、人種差別に翻弄される執事家族を描いた映画でした。差別をされている側の中にもいろいろな立場の人がいることに気づきます。空気のように自分を押し殺し、忠実に白人に仕える父と、差別に真っ向から立ち向かう息子。時代の変化とともに、彼らの関係がどうなるかが見どころの一つだと思います。
また、アイゼンハワーからレーガンまで、歴代の大統領も登場してくるので、アメリカ現代史が好きな人はかなり楽しめる作品。
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